加納由理の地元・神戸マラソン。実は中級ランナーが記録を狙うには持って来いの大会! ブログ | 加納由理オフィシャルサイト

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パンダブログ

2017年1月13日

加納由理の地元・神戸マラソン。実は中級ランナーが記録を狙うには持って来いの大会!

加納由理の地元・神戸マラソン。実は中級ランナーが記録を狙うにはオススメ!

私の陸上人生の中で原点となった神戸市。

高校時代を過ごした神戸の地で2016年11月20日に行われた第6回神戸マラソン。そのゲストランナーにお呼びいただき、走ってきました。

1120第2ウェーブスタート㈰

高校時代に、阪神淡路大震災を経験しながらも、この地から世界を目指すキッカケになった場所でもあります。

そんな神戸マラソンでゲストとして戻って来れることは嬉しいものがあります。

今回は、この神戸マラソンの魅力についてお話をしたいと思います。

実は中級ランナーの記録が作りやすい大会なんです。

神戸マラソンのコースは、42,195kmの間で港町神戸を満喫できるコースです。

神戸の中心地三ノ宮をスタートし、港町らしく海沿いをひたすら駆け抜けます。

途中、新長田駅から舞子駅まで線路の沿いを走りますので、電車に乗っている人が手を振ってくれていたりします。

それに対し、ランナーが手を振り返して応えるという場面もあったり、折り返し前のハードな坂を渡った先に見える明石海峡大橋の景色はとても綺麗ですよ。

1120レース風景㈫

そんな、神戸マラソンは4〜4時間半を目指すランナーが記録をつくるには、オススメの大会なのです。

それはなぜか?

その理由は、大都市マラソンではまだ少ない「ウェーブスタート」が取り入れられているからです。

ウェーブスタートと言うのは、スタート直後の混雑を避けるためのに時間差でスタートするものです。

マラソン大会の計測方法は大きく2つに分けられており、 「ネットタイム」と「グロスタイム」があります。

ネットタイムは、スタートラインを踏んでからゴールラインを超えフィニッシュするまでのタイムです。

そして、グロスタイムはスタートの号砲が鳴ってからのゴールするまでの時間です。

日本の大会では、ほとんどの大会がグロスタイムでの計測が公式になっています。

しかし、

ウェーブスタートをすることで、 スタート時のロスタイムを減らせるのです。

ですから、サブ4を目指す中級ランナーにとっては、記録を狙いやすくなるというわけです。

そして、ウェーブスタートのメリットは記録だけではありません。

普段はスタートの号砲が鳴っても、 なかなかスタートラインにたどり着かないランナーも、

ウェーブスタートであれば「よーい、どーん。」の感覚が味わえたりするのは、大きなメリットでもあるのですよ。

兵庫県と言えば駅伝王国。駅伝王国ならではの取り組み

最近のマラソンレースは、各タイムペーサーというのがついている大会が多くなってきました。

神戸マラソンの大会の1つの魅力として神戸マラソンの大会ペーサーは、兵庫県出身の全国高校駅伝で活躍したランナーが務めてくれます。

兵庫県といえば、実は駅伝王国なんです。

毎年12月に京都で開催される、全国高校駅伝には男女とも毎年、優勝候補にあげられるほどなんです。

全国大会で優勝するよりも、県大会で優勝するほうが難しいと言われるくらいなんです。

私の後輩も、日の丸をつけて走ることよりも、1月に京都で行われる都道府県対抗女子駅伝の兵庫代表になる方が難しいと言っていた子がいました。

ペーサーはそれぞれ年代が違うランナーが務めていますが、毎年この大会でペーサーで走ることがマラソンを続けるモチベーションの1つになっている方もおられるようです。

ちなみに、私も、高校時代の後輩が何人かペーサーで参加していました。

高校卒業ぶりとかの再会もあり、驚きもありました。

ゲストランナーも充実しています

現地入りして最初のイベントは、 大会関係者・大会ゲスト・大会ゲストランナー・大会招待選手大会前日の前夜祭でした。

前夜祭にはマラソンの大先輩である、 1992年バルセロナオリンピック銀メダリスト、1995年アトランタオリンピック銅メダリストの有森裕子さん。

現役時代一緒に大会で走った、同い年で2004年アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずきさん。

2008年北京オリンピック女子マラソン代表の中村友梨香さん。

など、日本の女子マラソン界で活躍されたランナーと ご一緒することが出来ました。

kobe2

会食の合間には、一緒に写真を撮らせていただいたり、競技をやっていた頃の懐かしい話をさせていただいたり。

私はその中で、ゲストランナー代表として皆さんの前でご挨拶させていただきました。

このような大きい大会での挨拶は初めてでしたので、緊張はしましたが、「私の陸上人生の原点である神戸、やはり高校時代の阪神大震災が選手として、 そして、人として成長させてくれた思い入れのある街ですので、その感謝の気持ちを込めて明日は走りたいと思っています。」 と話させていただきました。

私が人前でこんなスピーチをするようになるなんて、私の高校時代を知っている人からは想像も出来ないかと思いますが、 地元の大会に選手を引退してからも、関われること嬉しく思いました。

震災を風化させない

今回参加させていただいた、神戸マラソン。

大会テーマは「感謝と友情」です。

最近、日本国内では地震・雨での土砂災害などの自然での災害が後をたたないです。

私が、経験したこととして忘れられないのが高校1年生の頃に経験した、阪神大震災です。 地震が起きた時は、自分の中でも何が起きているのかわからなかったくらいの揺れでした。

地震の影響で学校までの交通が不通になり、1ヶ月間部活が出来ませんでした。

普段なんとも思わず出来ていたことが地震により出来なくなってしまったことを強烈に記憶しています。

あの震災後、日々立ち上がろうとしている神戸の街を毎日通学で見る度に「日常走れることに感謝し、自分も頑張らないと。」と、強い想いを抱いたものです。

ただ、練習だけで強くなるのではなく、震災を経験したことによって、精神面での成長も出来たのです。

私の中では、1995年の阪神大震災以降、2010年の東日本大震災、最近で言いますと熊本の震災など、日本全国どこで起きてもおかしくない状況にあります。

1120スタートセレモニー㈪

阪神大震災から21年経った今でもこの出来事を風化させない、忘れないということで、 神戸マラソンはスタート前に参加者全員で黄色い手袋をはめて、2万人で黄色いひまわりの花を咲かせるというセレモニーが行われました。

スポーツを通して、こういった想いを伝えるということは本当に大切なことだな。と、私自身感じました。

最後に

私は兵庫県生まれ兵庫県育ちですが、中学生くらいまでは神戸という街はあこがれの街でした。

あこがれの神戸で高校3年間を過ごし、その高校3年間というのは私にとって陸上人生の視野を広げてくれた場所でした。

1120レース風景㈭

その神戸が都市型マラソンを開催することは、その時は想像出来ませんでしたが、毎日通学で電車から眺めていた場所で20年経って、 自分がその大会に関わることが出来、そこでフルマラソンを走っているとは思いませんでした。

現役を引退しても走ることをやめず、コツコツと自分の出来ることをやることで、地元の大会に招いていただいたこと嬉しく思っています。

神戸マラソンが今回から取り入れた、ウェーブスタート。

4時間前後のタイムを狙うランナーにとっては、もってこいの大会です。

西日本地方の方は、是非、新記録を作るために、この神戸でチャレンジしてみませんか?

興味がある方は、2017年11月19日(日曜)に開催されますので、エントリーしてみて下さいね。

神戸マラソンの公式サイトはこちら


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