花巻のハーフマラソンは満開の桜舞う中での大会でした。 ブログ | 加納由理オフィシャルサイト

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パンダブログ

2017年5月11日

花巻のハーフマラソンは満開の桜舞う中での大会でした。

第5回イーハトーブ花巻ハーフマラソンに参加してきました。

先月4月23日、岩手県花巻市にいってまいりました。

みなさん花巻といったら何をイメージしますか?

最近は、大谷翔平選手や菊池雄星選手を輩出した花巻東高校をイメージする人もいるかもしれません。

教科書でおなじみの宮沢賢治も花巻の出身です。

大会名にあるイーハトーブという言葉も、宮沢賢治の造語で「心の中にある理想郷」という意味があり岩手県をモチーフとしているとも言われています。

イーハトーブという言葉は宮沢賢治の作品の中でも度々登場しています。

花巻は温泉地としても有名です。

花巻温泉をはじめとした良質な温泉があるということでいくのを楽しみにしていました。

今回のブログでは、イーハトーブ花巻ハーフマラソンの魅力と花巻の魅力をみなさんにお届けしていきたいと思います。

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イーハトーブ花巻ハーフマラソンのスタート前

まず、花巻の魅了をご紹介いたします。

地方で行われるマラソン大会は、ただ走るだけでなく地域の魅了に触れることもとても大事なことです。

今回、私も前日入りし、花巻の観光をさせていただきました。では、ご紹介をしたいと思います。

今回私は、花巻を訪れたのは初めてでしたが、事前に調べてどうしても行きたかったところがありました。

それがマルカン食堂です。

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マルカン食堂は、マルカンデパート6階にありましたが、昨年の6月に一旦閉店したものの、地元の人たちの要望で今年2月20日にマルカン大食堂として復活した花巻のソウル食堂です。

なぜ、行きたかったのか?

雰囲気が昭和の雰囲気漂うレトロ感満載だったからです。

昭和のレストランがそのまま残っているような雰囲気に行く前から興味が惹かれました。

そして、食事もレトロです。

メニューは、

かつカレー
ナポリかつ(スパゲティのナポリタンととんかつのセット)
マルカンラーメン(醤油ベースの豆板醤入り辛口のとろみスープあんかけラーメン)

などなど。

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人気ナンバー1のナポリかつ

そして一番の名物が、この大きな大きなタワーソフトクリームです。

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カツカレーの後は、お箸で食べる25cmのタワーソフトクリームも。

このタワーソフトクリームお箸で食べるソフトクリームとして大人気です。高さは25cmあって、値段は180円です。

花巻では知らない人がいません。

ソフトクリームだけでも1食になりそうですが、周りのお客さんを見渡すと、食事をしっかり食べてからデザートのソフトクリームが基本のようでした。

土曜日のお昼でしたが、店内は500席以上あるものの満席で5分待ちでした。

地元の方に聞くと、5分で入れるのは空いているそうです。

私は、カツカレーとタワーソフトクリームを食べました。

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こちらが、カツカレー。

ソフトクリームを食べる前でさえもかなりお腹いっぱいでしたが、タワーソフトクリームは食べないと帰れないという気持ちが先走って、完食しました。

そして、宮沢賢治記念館にいってきました。

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宮沢賢治記念館の入口前で、「猫の事務所」と撮影

花巻といったら宮沢賢治は有名です。

全国からたくさんの方が来るそうです。

教科書や童話などで私も知っていましたが、その背景が花巻にあると思うと感慨深いものがあります。

宮澤賢治記念館にいったことで、宮沢賢治の背景にある花巻の歴史も知ることが出来ました。

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大会中、お世話になリました富士大学陸上部監督の佐藤さんと

記念館の横にはレストランがあります。

その名も「注文の多い料理店」ここは注文の多い料理店と作品の名前があしらったお店がありました。

これもユニークですね。

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童話村の中にて

童話村にもいってきました。宮沢賢治の童話の世界が再現されています。幻想的で芸術的な感じが印象的でした。

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JR花巻駅から北に350mにある、夜だけライトアップされる未来都市銀河地球鉄道の壁画。

生まれ育った岩手をモチーフにイーハトーブという理想郷を作品にしていった背景を堪能することができました。

お酒好きの方には、ワイン工場の「エーデルワイン」もおすすめです。

花巻ではワインもつくっているということでワイン工場にも連れて行っていただきました。

エーデルワインの行川さんにご案内いただき、工場見学をさせていただきました。

ちなみに、行川さんもランナーで、かなりがっつりと走られるということでした。

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エーデルワイン工場見学前

この地で取れるぶどうを使って、良質なワインをつくっているとのことで、毎年、ワインコンクールでたくさんの賞をいただいています。

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10種類のワインを試飲させていただきました

工場見学をさせていただいた後は、試飲をさせていただきましたよ。

計10種試飲させていただき、1種ずつワインの説明をしていただき、どれもとても美味しく、自宅用に2本も購入させていただきました。

お酒が好きな方は、ワイン工場に行かれるとよいかもしれませんね。

エーデルワインのサイトはこちら→http://www.edelwein.co.jp/

また、夜は、打ち合わせを兼ねて、大会の主催者の皆様と食事をさせていただき、大会当日の作戦会議をしました。

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大会前日の打ち合わせ後、大会主催者の皆さんと

そして、花巻といえば、花巻温泉を外すことはできませんね。

大会前日は、花巻温泉に宿泊させていただきました。

花巻温泉は有数の温泉街です。

私が宿泊させていただいた温泉宿は、その日はバラのお風呂になっていました。

バラのお風呂は初めて入りましたが、一瞬お姫様気分になれました。(笑)

とても良い泉質で、ゆっくりとお湯を楽しむことができます。

花巻には他にもたくさんの温泉があるということで、お風呂好きの方は、いろいろと巡ってみるのも面白いと思います。

大会前日は、陸上教室を開催しました。

さて、話をマラソンに戻して行きたいと思います。

今回のマラソン大会前には、高校生・中学生向けに陸上教室を開催しました。

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地元の花巻東高校の生徒さんや、中学生に参加していただき、一緒に走りました。

今回はこんなトレーニングしました。

・ウォーミングアップ
・動きづくり+ドリル+流し
・400m×5本
・ダウン

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教室の時間は1時間30分ほどで短い時間でしたが、私が選手時代のレース前の調整メニューを行いました。

メインの400mもただ5本やってもらうのではなく、400mのタイム設定もあって、200mのレストの設定もあるというメニューです。

少し200mのレストを頑張ってもらうだけでも400mの練習の強度が変わるのです。

すごくきつく感じたようですが、「今回やってみてインターバルのつなぎの重要さが分かりました。」といってくれた高校生もいました。

陸上教室の時間は短かったですが、今回一緒に行なったトレーニングが今後に活かしていただけたら嬉しいです。

当時の陸上教室の様子は、岩手日日新聞さんにも取り上げていただきました。

いよいよ、イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会の特徴をお伝えします。

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当日はよい天気に恵まれた大会となりました。

参加者は3200人。

そのうち半分は県外から来ているとのことでした。

私も大会の開会式であいさつをさせていただきました。

「昨日はマルカンデパートでソフトクリームを食べて来ました。みなさんも終わったら頑張ったご褒美にソフトクリームを食べましょう。」と伝えると、驚きの声が上がっていました。

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開会式での挨拶

マルカン大食堂に行ったことを話すと、地元の人にとてもよろこんでいただけたようです。

市長さんからも開会式後、「加納さん、マルカン食堂にいかれたんですね。」と話しかけられました。

大会は、桜のベストシーズンにあたりましたので、とても素敵な風景の中走ることができました。

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今年は、桜満開の中でのレースでした

そして、何よりも参加者のみなさんが楽しそうに参加している大会だと思いました。

とくに印象的だったのが、高校生の男子が沿道で誘導補助をしているのですが、彼らがお辞儀をしながら「がんばってください!」と真面目な口調でいっているのがとても温かく感じました。

ランナーにとって、声援をおくってもらえるのはとても元気になることです。

こうして高校生が声がけをしてくれることは、何気ないことなのですが、とても大会にとって大切なことなのではないかと思います。

私も、最後ゴール200m前のランナーを迎えて、エールを送りました。

少しでもラストがんばってもらいたいという思いを込めたところ、みなさんとても嬉しそうに笑顔になっていただき、私も嬉しくなりました。

IMG_3331レース途中、ゴール付近でランナーの皆さんとハイタッチしました

レースの最後には、台北マラソン、東京マラソン、湘南国際マラソンなどが当たる抽選会です。

私も、抽選のクジを引くという大役を担いました。

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台北マラソン2名、東京マラソン3名、湘南国際マラソン4名というかなり倍率の低い中での当選でしたが、見事当選された方、おめでとうございました。

レース終了後に、「自己ベストを更新しました」といって報告をくださるランナーもいて、とても有意義な大会になっていたのではないかと思います。

また、終わった後は地元のお母さんたち手作りの、郷土料理のひっつみ汁とおにぎりを配られていました。

私もレース後にいただきました。

ひっつみ汁は、岩手や青森の南部に伝わる具沢山の汁で、小麦粉の生地を引っ張って引きちぎることからひっつみと呼ばれています。

団子のような、麺のようなツルツルもちもちしした食感が満足感を得られ、とても美味しかったです。

イーハトーブ花巻ハーフマラソンは、印象として運営側も、参加する側もとても明るい雰囲気で取り組まれている感じのする大会でした。

今回、私はレースよりも一人でも多くのランナーさんとの交流をしたいと思い、前日に主催者の方とお話をし、ハーフマラソンの部でスタートし、第1エイドの3.5kmまで一緒に走り、そこでハーフマラソンのランナーと後からスタートした10kmの部のランナーを応援しました。

帰りは、10kmのランナーが折り返して戻ってきたところで一緒にゴール地点まで走りました。

第1エイドには地元高校生がボランティアで給水、そして花巻の名物輪わんこそばの配布をしていました。

男子生徒がわんこそばの前掛けを付けて「わんこそば食べていって下さい!」とランナーを応援している姿が初々しかったです。

私も高校生に負けじと、エイドの100mほど手前で通過していくランナーほとんどどの方とハイタッチをして応援しました。

皆さん、全力で走っているにも関わらず、私からちょっと離れて走っていた方も自分からよってきてくださったり、逆に「加納さんも頑張って!!」と言って、声をかけて下さるランナーもいました。

一瞬言葉を交わすだけですが、元気をもらうというのはこんなことだったりするのだなと思いました。

まとめ

イーハトーブ花巻3

大会の途中で、ラジオのアナウンサーさんから、「さらによい大会にするにはどうしたらいいのか?」
と聞かれて考える機会がありました。

いろいろな大会に伺う中で、マラソン大会の満足度を決めるものは、下記のような点があるのではないかと思います。

・参加しやすい(アクセスのしやすさ)

・コースが走りやすい

・エイドが充実しているか? 特徴があるか?

・気象条件(開催の時期)

・地域の方との関わり

・おもてなし感がある

・スムーズな運営

などです。

今回、ゲストランナーで呼んでいただいた花巻ハーフマラソンはそういった中では、アクセスが良く参加しやすく、コースも平坦で走りやすい。

季節的にも寒くも無く暑くもない季節ですし、地元の方もたくさん参加されていて明るい感じがする大会です。

ランナーにとっては走りやすい条件で、バランス良く揃っているように感じました。

参加者も3200人に対して1600人が県外という話でしたが、こういった県外からも参加するランナーが多いのも、特徴的で、参加しやすいのがポイントになっているのではないでしょうか。

イーハトーブ花巻ハーフマラソンは、大会だけでなく花巻の観光を合わせていくとより楽しめると思いますよ。宮沢賢治あり、温泉ありグルメもあり、日常とは違った楽しみ方が出来る大会です。

ぜひ、来年興味のある方は参加してみてくださいね。

イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会サイトはこちら→http://hanamaki-sports.com/marathon/


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