2024月03年06日
サロマ湖ウルトラマラソン、事前下見に行ってきました
いよいよ今月25日に開催されます、サロマ湖ウルトラマラソン。
私自身、マラソンを走るときよりも程よい緊張感や不安など入り混じっている心境です。
今回のブログは、なぜ現役を引退した私が100kmに挑戦しようと思ったのか?
実際のコースの事前下見をしてきたこと、大会の意気込みを書かせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
なぜ、加納由理はサロマ湖ウルトラマラソンに挑戦しようと思ったのか?
私は、22年間アスリートとして常に目標を持ち、競技を続けてきました。
競技を引退しても、「生涯ランナー」でいたいと思い続けている私ですが、最近はレースを走っても「あまり緊張感がないな。」と感じていました。
ウルトラマラソンに挑戦しようと思ったのには理由があります。
それは、今年の東京マラソンでの出来事でした。
ラン仲間が高い目標を持ってマラソンに挑戦し、達成していました。
仕事をしながら、自分のベストを更新しようと向かっていく姿に刺激を受けました。真剣にチャレンジしている姿勢を見て、私の心に火がついた気がしたのです。
その上で、引退してもある程度走れる走力があるうちに「もう一度世界で戦いたい」と思ったのです。
今年2月の東京マラソンは2時間45分09秒で24位でした。
引退してから世界に挑戦なんて、誰にも出来ることではありません。ましてや100kmなんて距離が長すぎて何を考えながら走れば良いのかとわかりません。
ただ挑戦出来る環境があって、チャンスがあるのであれば、やってみるべきだと思ったのです。
もう一度、世界で戦っている自分を想像すると、現役時代のようなレース前のドキドキ感やワクワク感が味わえると思ったら頑張れそうなのです。
これまでのレースで走った最高距離が42.195kmですから、正直どうなるか分かりません。
今まで味わったことのないような体もメンタルも痛い思いをするかもしれませんが、きついこと自体も楽しめたらいいなと思っています。
サロマ湖に行ってみました
先月、仕事で北海道へ行きました。
その際、会社の仲間がちょうどサロマ湖ウルトラマラソンのスタート会場である湧別町に行くということで、一緒に連れて行ってもらいました。
実際にコースも一部走ることが出来ました。
実際のレースのコース途中、大会の看板見たら、気が引き締まりました
行ったのは5月下旬で早朝に走りました。
気温は15度くらいしかなかったので、普通に立っているだけだとひんやり感じます。
しかし、その日はすごく晴れていい天気でしたので、北海道特有の日差しの強さが体感温度をあげている感じがします。
大会コースは湧別町から北見市を目指し、サロマ湖の周りを走るコースで、比較的平坦で直線が多いコースのようです。
直線が続くとなると私自身も得意なコースではありません。
ましてや100kmというとても長い距離。
ペースが順調で周りに一緒に走っているランナーがいれば、集中力も切れなさそうですが、一人旅になるとどのような心境になるのだろうかと、今から少し不安な気持ちもあります。
ただ、やると決めたので、最後まで挑戦する気持ちは変わりません。出来る限りマイナスなことは考えないように心がけていき、周りの風景、初めての経験のドキドキ感やワクワク感を味方に付けていいレースにしたいです。
当日に向けての準備
経験者のランナーに100kmを挑戦するにあたって幾つか質問をしてみました。
気象条件について
当日の走りを左右するコンディションですが、経験者の話では当日は暑かったり、寒かったりと気象条件はバラバラなようです。
現役時代も色んな条件の中で走っていますので、どんなコンディションでも対応できように準備をすることが重要だです。
ウェアやギアについて
マラソンや駅伝は走る時間が短かったり、走るスピードが速いですので、レース中に冷えることなどあまり考えないのですが、100kmとなると6時間を超えるレースになってきますので、マラソン以上にウェアの選び方は慎重になります。
もし、当日雨が降ってしまった場合はランニングウェアをノースリーブシャツから半袖シャツにアームウォーマーをつけるなど変えていく必要がありそうです。
練習量について
どんな練習が必要で、どのくらいの量が必要なのかは、1度走ってみないと分からないとのことです。
確かに、たくさん量を走った所で今の自分が持っているポテンシャルが崩れるのもよくないですし、練習やり過ぎでレースのスタートラインに立てないなんてことになってしまいたくないですよね。
レース中の補食について
マラソン中に食べる補助食と言うと、ランナーの中ではエネルギーゼリーが一番に思い浮かぶのではないでしょうか。私も今回は、ゼリーを使おうと考えています。実は、私は練習でもレース中でも途中で補助食を食べるということは経験していません。
レースでゼリーを使うのであれば、いろいろなメーカーから自分の口に合うものを選んで、試しに練習で使ってみるのがよいとのことでした。
実際に先日練習中にゼリーを食べながら走って見ましたが、気持ち悪くなったり、お腹も痛くなることはなかったですので、良かったです。
エネルギーゼリーも味や食感など試してみました。私はあっさりしたのが好きです。
地元のランナーの方ともお話をしました
現地でもサロマ湖マラソンはひとつの大きなイベントのようです。
地元の方もボランティアスタッフとして当日は大会に参加するようです。
5月に湧別町へ行った時に、お会いした地元の方はほぼ大会にボランティアで関わっているようでした。
「5月にお会いしたあの子。」と、覚えててくれたら嬉しいですね。
東京での知り合いのランナーも何人か走りますが、ほぼレース中は1人になってしまいますので、今回、大会を走る地元のランナーなど、事前に知り合いができたのは私にとってはかなり心強いです。
地元のランナーとも知り合いました。皆さん、サロマ湖ウルトラマラソンも走られるようです。
サロマ湖に向けての意気込み
練習量と言うところでは、マラソンを走っているときよりも少し多いくらいです。
月間で言うと、350〜400kmのところが450kmに増えたくらいです。
しかし、今回マラソンの時と違うところは、5月の下旬に山中湖でハーフマラソンを走ったり、北海道の千歳で40kmのクロカン走をやってみたり、北海道の美瑛で30kmのレースを走るなど、短期間で負荷の大きい実践練習を入れてきました。
1人で40kmは走っている最中は退屈に感じましたが、終わってしまえば途中の苦痛すらも忘れてしまいました。
山中湖、千歳での40km走を終えた時点では、自分の体調の仕上がりがそこまでイメージできていませんでしたが、美瑛で30kmを走り終えた後、思っていた以上にいい感じに脚ができていたのが実感できました。
今の状態でフルマラソンであれば、そこそこ走れることはイメージ出来るのですが、100kmになると確実にいけるとは思えないです。
50-60km以降の未知の世界に入った時に自分がどうなるのか。と言ったような不安は隠せません。
しかし、やるからにはトップを目指します。
なぜなら、もう一度世界でトップを目指す感覚を味わいたいからです。
会社のメンバーも今回、北海道で1週間走ってくることも快く送り出してくれました。
その感謝もあります。
自分を囲んでくれている仲間に感謝して、未知数の100kmを楽しみと不安と色んな葛藤の中で、戦いたいと思います。
応援、どうぞよろしくお願いいたします。
おまけ。オホーツクフォトコレクション
最後に、5月視察に行った湧別のチューリップ公園はじめ、芝桜の滝川町、紋別のカニの写真をお楽しみ下さいませ。
会社の元仲間で今は、札幌で起業した仲間と湧別の視察、美瑛のマラソン大会に一緒に行ってきました。
札幌で頑張る、2人の活躍はこちらから
↓
https://north-ambitious.co.jp/
大学時代にユニバーシアード行った、オランダを思い出させるような風景です
チューリップも色んな花びらの形があって、この丸っこいのも可愛いですね
紋別へいらした際は、是非、カニ爪のオブジェの前を撮影スポットに
オホーツク流氷科学センターでは、ゴマアザラシのゴマちゃん?に会えますよ
オホーツク方面へ行った際の参考にしていただければ嬉しいです。
今回行った場所についてはこちら
↓
かみゆうべつチューリップ公園(湧別町)→http://www.town.yubetsu.lg.jp/tulippark/
たきのうえしばざくらまつり(滝上町)→http://town.takinoue.hokkaido.jp/shibazakura_festival/
紋別市観光協会→http://mombetsu.net/