2020月01年15日
皆さん、こんにちは。
前回の「世界の舞台に立つ前にやったこと①〜レースを使って、レースに慣れておく〜」は、お読みいただけたでしょうか?
大切なレースの前に、できる限りの準備をしておくこと。
経験があることは、レースでも気持ちの上でも、負担が少なくなる。
と言う、お話をさせていただきました。
今回は、「強化トレーニング中のリラックス時間の話」。
現役時代の大きなレースの前を例に、だいたい2ヶ月〜1ヶ月半前の強化合宿時のことを、お話させていただきますね。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
強化トレーニング中のどう息抜きする?
普段、朝練と夕練の2部練習の私も、強化トレーニング中は、朝、昼、夕の3部練習をします。
しかし、強化トレーニング中でも、身体を酷使するばかりがトレーニングではありません。
トレーニング、食事、休養がうまくバランスが取れてこそ、トレーニングなのです。
合宿中の週7日のうち、ほぼ6日間は同じような流れで生活をしています。
朝6時半〜朝練習
昼11時半〜本練習
夕16時半〜夕練習
大体、このような流れでトレーニングをしていました。
週7日のうち、1日だけ息抜きの日(朝から自分の時間で生活をして良い日)があるのですが、この1日は1日で自分で自由に練習するのも良し、休養するのも良しと言った感じでやっています。
今回は週1の息抜きの日のお話はせず、普段の生活の6日間中でのお話をさせていただきますね。
私は、強化トレーニング中でも、トレーニングと息抜きのメリハリをつけるようにしていました。
その方が、飽きずにいられるからです。
大体、息抜きはポイント練習(インターバル、距離走、ペース走など)以外の日が中心です。
息抜きで、やっていたことを4つ挙げさせていただきますね。
→①お気に入りのランニングコースで走る→芝生の周回コースでリラックスしながらランニング
→②天気のいい日に芝生で、昼食を食べる、昼寝をする、読書をする→静かな場所で、ゆっくりする
→③自転車or歩きで出かけて、カフェでパソコンをする→少し遠出して、たまには好きなものを食べる
→④地元のマッサージに行く→言語が通じないので、話することなく、ゆっくりマッサージが受けれる
など、強化トレーニング中でも、息抜きする場所、時間を見つけるようにし、その日の気分で使い分けるようにしていました。
一つの目標にただひたすら向かっていると、自分自身に余裕がなくなってきます。
普段のトレーニングの日でも、1人になって、自分自身と向き合う時間も作れることで、自分なりの息抜きが自然とできていたのです。
ですから、私の経験上、強化トレーニング中でも、自分なりの息抜き法を作ることで、トレーニングも食事も休養もうまく回ってくるように感じていたのです。
まとめ
マラソンランナーは、練習熱心で真面目な選手が多いです。
市民ランナーも熱心な方が多いですね。
そんな、熱心なランナーほどトレーニングでの負荷の方が重くなってしまいがちなように感じます。
「あ、自分だ!」と、心当たりのあるランナーは、トレーニングの合間にちょっと息抜きを入れて上げると良いですね。
少し休んだくらいで、力が落ちるということはないので、安心してください。(休む期間も限度がありますが笑)
疲労が抜けて、一気に走れるようになるかも知れませんよ。
このブログが皆さんの競技やランニングライフのお役に立てると幸いです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。