2024月03年06日
「さいたま国際マラソン」は、女子エリート選手のオリンピックや世界選手権代表選考レース。
今年は、東京オリンピック女子マラソンの代表選考会ファイナルチャレンジ(MGC)に当たるレースでした。
女子エリートレースは、ペレス・ジェプチルチル選手は2時間23分50秒で優勝。
日本人最高は、吉田香織選手(TEAMR×L所属)が2時間35分15秒で6位となりました。
今回は私は、文化放送さんの広報ランナーとして、レースはもちろん、大会までの事前番組、大会当日の番組にも出演させていただきました。
今回、さいたま国際マラソンを走られなかった方にも、大会の雰囲気が伝わると幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいいたします。
さいたま国際へ向けて
今回、文化放送さんの広報ランナーとして「さいたま国際マラソン」に関わらせていただきました。
今回のお仕事は、
・文化放送さんの番組(事前・事後)の出演
・「さいたま国際マラソン」の当日のレースへの参加。
「さいたま国際マラソン」は今回で5回大会。
私はまだ走ったことがなく、TVでの観戦しかしたことがありませんでした。
特に今年は、東京2020女子マラソンの代表選考会ファイナルチャレンジ(MGC)に当たる大事なレース。
まず、この話を頂いた時にやらねばと思ったことは、コースの試走。
タイムが少々出づらいコースではあると言う人が多いとは聞いていたものの、中には、コース途中にちょこちょこあるアップダウンがリズムをつかみやすい人もいるという話。
実際にコースを下見した感じでは、全体的に、スタート直後以外は、道幅は広いコースで高い建物がなので、見晴らしはスッキリした印象。
スタートから10kmまでは比較的街中で賑やかで飽きがない、10−30kmまではちょっと単調さは感じる。
ですから、選手目線で見ると、中盤で1人になって単独走になり余裕がなくなると苦しいレースになりそうだなと。
30km以降は再び街中に戻ってくるので、そこで曲がり角で気持ちを切り変えながら最後の頑張りを見せるのが理想といった感じですね。
さいたまのコースが走りやすいか走りにくいかは、序盤からちょこちょこ現れるアップダウンでリズムをつかめるか、個人の好みと当日のコンディションですね。
ラジオ出演は、12/2(月)の「岩本勉のまいどスポーツ」から始まり、
12/6(金)「スポーツDASH NEXT」、レース後12/8(日)「スポスタ☆MIX ZONE」に出演させていただきました。
今回も安定の緊張感はありましたね。
12/2(月)の「岩本勉のまいどスポーツ」は、岩本さんが関西出身でコテコテの関西弁。
番組開始と同時に「関西同盟」から始まり、さいたま国際マラソンの告知、来年の東京オリンピックのマラソンの話、同じアスリートとしての人生を通してのキャリアの話までできました。
どのくらい岩本さんに圧倒されるのか、心配でしたが、落ちついて話すという点では、事前に長アナともすり合わせができていたのも良かったですね。
ちなみにこちらの方が、私が出演させていただいた回にすぐに飛びます。
↓
12/6(金)「スポーツDASH NEXT」。
鈴木純子アナと2人でのトーク。
鈴木アナは、お姉さんといった感じで、さいたま国際マラソンの告知から、最近のゲストで言った市民マラソンの話、昨年新潟県十日町市で開催させて頂いた「星峠雲海マラソン」、来年の東京オリンピックのマラソンまで、2人で淡々とお話したといった感じ。
現役時代からの私を知っていた方からしたら、SNSでラジオに出ます。といった時点で、ハラハラ大丈夫か?
と思われた方もいたはず。笑
いよいよレースへ
当日の天候予報は、晴れで最高気温12度、最低2度といった感じでした。
「こりゃ、朝は寒くなるぞ」と覚悟をしていました。
朝9時の時点でめちゃくちゃ晴れていましたが、すごく冬らしい気候で日なたは日差しが強く暑い、日陰はとにかく寒い。
その温度差が激しいといった感じでした。
実際、走っている時も、日なたと日陰の差は感じました。
スピードの速いランナーはそこまで気にならないかと思いますが、5時間、6時間かけて「完走するぞ!」というランナーにはこの気温差は堪えたかもしれませんね。
走って身体が温まったとおもっても、確実に冷えますので、油断大敵です。
まだ、マラソンシーズンは続きますので、ご参考にしていただけると。
私は、Çブロックからスタートして、スタートロスは約4分。
10kmまでは、ランナーのすきからスルスルと抜けながら、1km5分から始まり、気づいたら1km4分20秒くらいまで上がっていました。
ペース的には余裕を持っていたので、8kmくらいから始まるゆるゆるとしたアップダウンも気にすることなく、淡々と走る感じ。
ここでは、周りをみても、沿道の声援に応えたりと、まだ余裕のランナーが多いです。
女子エリート先頭集団
女子5位の吉田香織選手
15kmあたりで先頭ランナーとすれ違い、ちゃっかりと応援しながらブレブレの写真を撮る。
自分も、現役のときはこんな風に応援されていたんだなと。
私の周りで走っていたランナーもめちゃくちゃ応援してましたよ。
選手を間近で見れるのは、なかなか感動ですし、逆に選手もこんなに応援してくれているのかと思うと嬉しいですよね。
26km付近で以前、お世話になった「Run Girl」の会員さん限定のブースにお邪魔。
「Run Girl」のブースで、大島めぐみさんと
長いフルでも、途中にこんなブースがあったら、テンション上がりますね。
5−6分ここでくつろいでから再びスタート。
ランナーにとっては、ここから本当のマラソンが始まります。
30km以降も、容赦なく小刻みなアップダウンは続きます。
ペースダウンしている方や歩き出しているもちらほら。
逆に、ここまでペースを守ってきたランナーは、ここからも元気にペースアップしていきます。
私も、いいペースを守っているランナーと一緒に、30km以降も1km4分20秒−30秒あたりをキープしながらゴールを目指しました。
ゴールタイムは、グロスで3時間17分29秒、ネットで3時間13分16秒。
走ってみて1つ言えるのは、さいたま国際のコースはスタート後から小刻みなアップダウンがあるので、調子に乗れないコースながらも、道幅が広くすごく気持ちが良いので、勢いのあるランナーは飛ばしてしまう傾向はありということです。
来年以降、記録を狙われるランナーはぜひ、ご参考まで!
フルマラソン走って文化放送へ
そして、休憩30分で、浜松町にある文化放送さんへ。
移動中は、ちょっと脚がジンジンしていましたか、浜松町に着いた頃には、意外と回復していました笑
15時からの「スポスタ☆MIX ZONE」に出演。
さいたまのレースでの選考会の話から、実際に自分が走っての大会の印象。
そして、この番組の舘谷アナも、3月の東京マラソン走られるとのことで、時間のない中で、どんなトレーニングをすれば良いのかなど。
60分番組だったので、なかなかモリモリな内容になりましたね。
個人的には、競馬も面白かったです!
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今回、文化放送さんからさいたま国際マラソンの広報ランナーと言うお仕事をいただき、新たに面白い体験ができました。
・アスリート目線で見る部分
・市民ランナーとして見る部分
・応援する
・応援される
という観点で見て面白いと思いました。
こういった色んな角度から見れる観点は、自分のこれまでの経験があったからこそ。
それを即自分の言葉にしてアウトプットする。
フル走って30分休憩での移動という無茶振りも、今思うと面白かったし、いいネタになりました笑
今後も、様々なチャレンジをしていきますので、よろしくお願いいいたします!