第34回全日本大学女子駅伝対抗選手権大会が宮城県仙台市にて2016年10月30日(日)に開催されます。加納由理が1号車解説(先頭)としてテレビ出演します。
全日本大学対抗女子駅伝とは?
例年秋に開かれ、「全日本大学女子駅伝」の名前で親しまれている大学女子駅伝日本一を決定する競技大会。1983年(昭和58年)の第1回から2004年(平成16年)の22回大会までは大阪市で開催され、2005年(平成17年)の 第23回大会からは宮城県仙台市で開催するようになり、「杜の都駅伝」(もりのみやこえきでん)の別称も用いられています。
今年の見どころは、前人未到の6連覇に挑む女王立命館大学に、着々と力をつけてきている昨年3位の松山大学、それに昨年2位の大東文化大学、5位の名城大学がどう絡んでくるか?
全日本大学女子駅伝情報
[期日]
2016年10月30日(日) 12時10分スタート
[テレビ放送日程 ]
①「日本一への挑戦 絆が駆ける 全日本大学女子駅伝」
2016年10月29日(土)10:30〜11:25(関東地区+ミヤギテレビほか)
②「まもなく全日本大学女子駅伝」
2016年10月30日(日)11:45〜12:00(関東地区+ミヤギテレビほか生中継)
③「第34回全日本大学女子駅伝」
2016年10月30日(日)12:00〜14:35(日本テレビ系全国ネット生中継)
④「日本一への挑戦 絆が駆ける 全日本大学女子駅伝」
2016年10月29日(土)15:00〜15:55 (BS日テレ)
⑤「第34回全日本大学女子駅伝」
2016年11月6日(日)16:30〜20:00 (CS放送/日テレジータス)
[コース]
6区間38.0km スタート 仙台市陸上競技場
1区(6.4km) 第1中継所 仙台育英学園(総合運動場側)
2区(5.6km) 第2中継所 仙台育英学園(総合運動場側)
3区(6.8km) 第3中継所 仙台市太白区役所前
4区(4.8km) 第4中継所 五橋中学校前
5区(9.2km) 第5中継所 ネッツトヨタ仙台黒松店前
6区(5.2km) フィニッシュ 仙台市役所前市民広場
[参加チーム]
▽シード校
立命館大学(27回連続27回目)
大東文化大学(6年連続6回目)
松山大学(9年連続9回目)
日本体育大学(5年連続5回目)
名城大学(18年連続18回目)
大阪学院大学(8年連続8回目)
東京農業大学(4年連続24回目)
関西大学(9年連続9回目)以上シード校
▽北海道
北翔大学(4年連続14回目)
▽東北
東北福祉大学(10年連続14回目)
石巻専修大学(2年連続2回目)
▽関東
東洋大学(4年連続4回目)
白鷗大学(3年連続21回目)
城西大学(22年連続23回目)
順天堂大学(2年連続24回目)
中央大学(4年ぶり26回目)
▽北信越
新潟医療福祉大学(5年連続5回目)
▽東海
中京大学(9年連続32回目)
▽関西
京都産業大学(23回連続23回目)
関西外国語大学(3年連続3回目)
大阪芸術大学(2年ぶり4回目)
▽中国四国
環太平洋大学(初)
▽九州
福岡大学(7年連続28回目)
鹿屋体育大学(9年連続13回目)
活水女子大学(初)
▽選抜チーム
東北学連選抜
以上、第33回大会上位8チーム、北海道1、東北2、関東5、北信越1、東海1、関西3、中国四国1、九州3、 選抜チーム1、を含めた26チーム。
加納由理にとっての全日本大学女子駅伝
全日本大学女子駅伝1号車解説
今回、全日本大学女子駅伝の第1号車の解説をさせていただくことになり、大変嬉しく思っております。
母校、立命館大学の前人未到6連覇の瞬間を観たいのはもちろんですが、 せっかく選手の息遣いや気持ちを感じられる場所にいられますので、「駅伝というチーム競技に1人ひとりの選手がどのような気持ちでこの大会に臨んできているか?」をテレビの向こうで応援してくださっている方々へ届けられたらと思っております。
陸上競技と駅伝競技
私は中学、高校、大学、社会人と数え切れないほど駅伝を走ってきました。通常、陸上競技は個人競技ですので走るのは一人で結果も自分の走った結果です。しかし、みんなで襷リレーをするという駅伝競技。楽しそうに見えるけど、思った以上になかなかうまくいかない競技でもあります。しかし、チームとして苦労の末に勝ち取った勝利というのは、一人で戦った時の喜びよりも大きなものなのです。このみんなで分かち合う喜びこそが、駅伝に病みつきにさせる正体だと思っています。
駅伝のチーム作り
私は大学生であるならば「自分たちで駅伝チームを作っていく」べきであると考えています。すなわち「自分たちの意志で目標に向かって挑戦と改善を繰り返していく」という選手主体のチーム作りです。
大学生は立派な大人です。20代前半で世界の舞台で戦っているアスリートはたくさんいます(10代のオリンピックメダリストもたくさんいます)。自立性と自律心がないと「成果は出ない」と思っています。
大学4年間は先の将来を左右する大事な時期です。駅伝を通して人としても大きく成長してもらいたいと願っています。
駅伝の魅力を伝えます
最高学年の4年生であれば、今大会で競技生活に一線を引き、大学卒業で競技を引退する選手もいるでしょう。実業団に進み競技を続ける選手もいるでしょう。色んな思いでこの日を迎え、この日を過ごしていくでしょう。そんな大学生の大会前や走っている時などの心境なんかも、自分の大学生時代のことにも重ね合わせながら伝えていければと思っております。
はじめて駅伝を見た人が駅伝って面白いんだ。と、思っていただけるような 解説をしたいと思っています。駅伝という競技に少しでも恩返しができる機会になれるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします!