2024月03年06日
先日、2/11に山口県・周防大島で開催された「サザン・セト大島ロードレース大会」にゲストランナーで参加してきました。
別名「日本のハワイ」「金魚島」とも言われる周防大島。
私が、資生堂・セカンドウィンド時代と10年間お世話になった、先輩の嶋原清子さん(2007年大阪世界選手権女子マラソン6位)の出身地なのです。
今回のブログでは、「サザン・セト大島ロードレース大会」のレポートはもちろん、周防大島の魅力も一緒にお伝えいたしますね。
魅力的な島の綺麗な景色も紹介させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
日本のハワイ、周防大島ってこんなところ
朝からこんな景色が見れます
さて、皆さんは周防大島ってご存知でしょうか?
周防大島は、山口県の最東端に位置し、瀬戸内海の西に浮かぶ周防大島(屋代島)と、その周囲に浮かぶ5つの有人島と25の無人島から成っています。
東京からは、飛行機で岩国空港まで90分。
岩国空港からは、車だと1時間で周防大島にいくことができます。
東京からだと、飛行機と車含めて3時間くらいで行けてしまいますね。
今回、初めて周防大島に行かせていただいたのですが、いく前に下調べをしていったところ、「日本のハワイ」「金魚島」とも呼ばれているとありました。
なぜ、「日本のハワイ」と言われているのかというと、明治時代に国の移民対策として1885〜1894年の10年間で約4000人が周防大島からハワイへ移住。
その後、帰国した移民たちがハワイの文化や習慣を持ち帰ったことやカウアイ島との姉妹縁組が結ばれるたことがはじまりと言われています。
そして、「金魚島」と呼ばれるのは、島の形が金魚の形をしているからです。
地図でみると、たしかに金魚の形をしています。
周防大島町ホームページ参照
帰りの岩国空港で、金魚の紙ふうせんが吊ってあるのを見かけました。
1つの島でも色んな顔が見えて、魅力が満載ですね。
レースは、2kmとハーフマラソンに参加!大会前日から考えた応援作戦は?
さて、ここからは「サザン・セト大島ロードレース大会」のお話しをさせていただきますね。
今回、初ゲストランナーで参加させていただき、レースは2kmとハーフマラソンに参加させていただきました。
参加者は、北は北海道、南は九州まで約2,200人のランナーが参加があったとのことです。
毎回、レース前にどんな走りをしようかと考えるのですが、今回はハーフマラソンを走るということになっていましたので、ハーフマラソンだけは全員のランナーに声掛けが出来る走り方をしました。
まず、スタートしてから全員のランナーを送り出し、いちばん後ろから走り出してランナーに声掛けしながら追っていきます。そのうち先頭のランナーも折り返してきますので、すれ違いざまに声掛けが出来ます。
ランナーの表情をみるとまだまだ元気な方や苦しそうな表情の方様々ですが、どんな状況であろうと私の声かけには反応してくださるので、応援もやりがいが出て私も元気をもらっています。
レース中でも多いランナーは、3回くらい声掛けが出来ることがあります。
ランナー同士で何か通ずるものがあったのか、レース後もお話したりすることもあります。
私も自分のレースを走ることがあるのですが、知り合いや大会のゲストランナーに声をかけてもらったら嬉しいし、そこだけでも頑張ってしまうのです。
せっかく、応援してくれるのだから、応援団のいる前だけでも元気に反応したいですよね笑
風が強く、坂も多いコースでも、笑顔で走るランナーが多いわけは?
この大会の関係者の方達が、口をそろえておっしゃられていたことが1つありました。
「この大会は、景色を楽しみながら走っていただかなくてはならないので、大会当日は晴れてもらわないといけないんですよね。」
ということです。
確かに、海沿いを走るコースだし、景色がきれいなんだろうなと言うことはイメージ出来ていました。
走り出してみると、自分が思っていた以上に景色は綺麗でした。
まず、海が透けていました。
「これは日本の海なの?」
と、びっくりするくらいほんと綺麗です。
そして、地元の方の応援の温度感が程よくて前に出すぎていない。
ですから、島の風や景色、周防大島の地をを自分自身で感じながら走ることが出来るのです。
ハーフマラソンを走ってみて、大会のコースははっきり言って、楽ではないですが、普段みることのない綺麗な景色を見ながら走れることで自然に笑顔がこぼれるのです。
そして、時折自分に襲いかかる強い風とアップダウンの苦しさが、島のマラソンらしくて笑ってしまうのが私の感想です。
見た感じ、参加ランナーは記録を狙うランナーからゆっくり走るランナーまで幅広かったですが、笑って声を交わすランナーが多かったように感じましたし、ゴールへ清々しいい顔で向かうランナーの表情が印象的でした。
最近、メディアで話題の「みかん鍋」を堪能!!
周防大島と言えば、「綺麗な海」「綺麗な景色」ということをここまで書かせていただきました。
私が、行く前からチェックしていたうちの1つが「みかん鍋」でした。
この「みかん鍋」、鍋にみかんが丸ごと浮かんでいるのが斬新で、チャンスがあれば食べてみたいと思っていたのです。
大会主催者の方が気を回して下さり、今回「みかん鍋」をいただくことが出来ました。
先ずは、ビジュアルにびっくりですね。
子供の頃とか、イタズラで鍋にみかん入れたら怒られそうですよね笑
具材は、大島産の丸ごとみかん+海鮮で、魚の出汁のきいた海鮮鍋といった感じです。
みかんは何でも使って良いわけではなく、JA山口大島と広島環境保健協会による検査をクリアしたみかんが鍋用となります。
鍋用のみかんには「鍋奉行御用達」と焼印がされていました。
温かい鍋に、煮込まれた温かいみかんは斬新でしたが、みかんの甘みが強くなっているような感じがしました。
魚の出汁のきいた鍋は美味しいですし、ビジュアルがとても面白いです。
もし、食べるチャンスがありましたら是非、試して見て下さいね。
まとめ:サザン・セト大島ロードレースを振り返って
今回、初参加させていただきました「サザン・セト大島ロードレース大会」
天気も良く、景色も良い、コンディションにも恵まれたランナーの表情が明るく、私もたくさん走らせていただきました。
たくさんの走らせていただいことで、多くのランナーと触れ合うことができ、すごく楽しませていただきました。
写真好きな方、風や景色を走りながら存分に味わいたいランナーにはお勧めの大会ですし、1度参加したら、また夏にも行きたくなる場所になることは間違いないです。
ブログを読んで、皆さんの大会候補の1つにしていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
おまけ:周防大島写真館
展望台から
車で少し上にいくと、島の雰囲気をを眺めることが出来ますよ
寒くても外に出たくなる景色です
地元で穫れた白身魚も新鮮で美味しいです!
周防大島は牡蠣も有名です!