2024月03年06日
2019年11月3日に島根県安来市で開催されました、「第15回なかうみマラソン」にゲストランナーとして2年ぶりに参加させていただきました。
皆さんは、「中海(なかうみ)」と聞いて日本のどの場所に位置するのか思い浮かびますか?
中海は、島根県松江市・安来市と鳥取県境港市・米子市にまたがる湖で、東は境水道を通じて日本海、西は大橋川を通じて宍道湖と繋がっています。
しじみ漁で有名な宍道湖と中海は日本では数少ない連結汽水湖となっており、中海は面積では日本で5番目に大きい湖です。
東京からだと、飛行機で羽田空港から米子鬼太郎空港までが70分、そこから車で40分くらいになります。
今回、2年ぶり2回目の参加となった、「なかうみマラソン」。大会に参加された方はもちろん、参加されていない方も、このレポートを読んでいただくことで、「なかうみマラソン」の雰囲気が伝わると幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいいたします。
山陰地方では最大規模
このなかうみマラソン、山陰地方で開催されるハーフマラソンでは参加者が5,000人と規模の大きい大会です。
種目は、
・中海架橋コース(ハーフマラソン)
・汐彩コース(10km)
・十神山コース(5km)
・亀島コース(2km)
・2kmファミリーマラソン(ふれあいコース:1組2〜3人/子供は小学生以下)※非計測種目
・ウォーキング4km(福井コース)/8km (風車コース)※非計測種目
大会会場になっている、和鋼博物館前広場を発着とするコースなのですが、重要な当日のコンディションは曇り空で少しひんやり。
走りながら見る余裕があったランナーはどのくらいいらっしゃったかわかりませんが、中海は光の反射でとてもキラキラするので、とても綺麗なんですよ。
私は、2回目の参加になりましたが、今回は十神山コース(5km)に参加。
汐彩コース(10km)、中海架橋コース(ハーフマラソン)を送り出してからのスタート。
スタートから3kmくらいまでは、1km4分くらいで走っていましたが、3km以降は、10km、ハーフマラソンを走っているランナーとのすれ違うタイミングがあり、そこからはペースを落とし、応援に徹底しました。
ハーフマラソンは、まだ序盤でしたので、まだ余裕な笑顔で応えてくださるランナーもたくさんいてくれました。
スピードに勢いのあるランナーもおられましたので、ランナーの方の中には「ハイタッチで肩を傷めないでね」など、気を使ってくれるランナーもおられて、ほっこりしました。
何人のランナーと言葉を交わすことで、応援のやりがいを感じながら、私自身もレースを楽しませていただきました。
親子3世代マラソン
実は、5kmのレースに先立って、亀島コース(2km)同時スタートの2kmファミリーマラソンにも少し参加させていただきました。2kmは、小学生がメイン。
スタートの号砲と同時に、元気に飛び出していきました。
1km折返しの2kmですので、あっという間に戻ってきます。
普段の練習の成果を出し切るべく、真剣な表情が印象的でした。
同時スタートのファミリーマラソンは、親子2人または親子3人で子供は小学生以下ですので、2kmは少し長く感じるかと思います。
後方になればなるほど、まだ小さい子が多く、途中からお父さん、お母さん、おばあちゃんにおんぶされて、ゴールを目指す姿も見受けられました。
ハーフマラソンでガッツリ自分のレースをするランナーからファミリーマラソンように、親子、またはおじいちゃん、おばあちゃんとも参加ができる大会はみんなで楽しめるので、とても貴重ですね。
レース前にはトークショーに参加
レース前には、ゲストの大林素子さんとのトークコーナーもありました。
大林さんは、バレーボールの元日本代表選手で、身長も184cmとのことで、現役で活躍されていた頃から、よくテレビで見ていました。
初対面でしたが、気さくに話してくださり、トークコーナーの私の緊張も少しほぐれました。
内容は、現役時代の話から、来年の東京オリンピックの話題、これからレースを走るランナーの方へのアドバイスなど、30分にわたるトークコーナーでした。
最後に「来年は、ハーフマラソンを本気で走りましょう。」ってところで、話はまとまりました(笑)
大会前日は地元小学生との陸上教室
2年前と同様、今回も大会前日にランナー(主に地元の小学生)との陸上教室を開催。
参加者は50名くらいで、11月とは思えないような暖かさでしたが、ウォーミングアップから動きづくり、800m走まで一緒に行いました。
ウォーミングアップの中での動きなど、今までやったことのない動作もあり、頭をかしげながら私の動きを真似てくれている子もいたりでしたが、少しでも長距離に興味を持って、走る楽しさに気づいてくれる子がいたらなという思いがありました。
800m走は、先頭と競う予定でしたが、はじめのスタートダッシュで出遅れ、後半追い上げる形になりました。
教室後に、「今日、楽しかったから、また、一緒に走って欲しい」といってくれた子もいて、すごく嬉しかったですね。
なかうみマラソンに参加してみて
今回、ゲストで2回目の参加になった「なかうみマラソン」。参加人数は5,000人に及ぶのですが、土地柄もあってなのか、とても落ち着いていて、上品さを感じる大会です。
おだやかな中海の落ち着きがまた上品さを際立てているのかなとも。
11月は、マラソンシーズンも到来で大会選びも迷うかと思いますが、来年の参加大会の参考の1つにしていただけると幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいいたします。