2017月02年06日
加納由理「2016年4大ニュース」と「2017年抱負」
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、加納由理の2017年も「挑戦」そして「感謝」をテーマに活動してまいりたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
まずは新年にこんなものを作りましたので是非ご覧ください!
2016年は、テレビの解説から大きな大会のゲストランナー、そして講演会など、今までやったことないことにも挑戦してきました。
2015年12月、一昨年の10分間のプレゼンに1ヶ月以上も時間をかけていた私からすると大きな飛躍をとげ、2016年は1人で60分間の講演が出来るようになったのです。
「人は成長し続ける」といいますが、まさに変化の連続でした。現役を引退し、もう2年半経ちますが、私は変化し続けています。そんな姿を発信する中で、皆さんの元気や勇気になっていければいいと思っています。
と言うことで、今回のブログでは2016年を振り返りながら感謝の言葉と、今年の抱負を述べさせていただきたいと思います!!
4大ニュースその1「引退後、日本人第6位!今年、唯一の本気レース」
当選確率11倍と言われる、東京マラソン。 現役時代以上に市民ランナーの熱のようなものを感じる私としては、その舞台に出場するのは現役時代とはまた違った感覚がありました。
私は、世界を目指すという実業団の世界からは引退しましたが、まだ「走りたい」という気持ちがあります。そのため、しっかり走るレースに出たいと思い、東京マラソンの出走の権利もエリート枠を狙い、前年の大阪マラソンに出場し、2時間52分のエリート枠出場権利をゲットしました。
東京マラソン本番は、2時間40分を切ると言う目標を設定し、しっかり達成することができました。2時間39分37秒というタイムは日本人6位という結果でした。
大会前はオーバーワークにより故障気味で、全力では走れないのではないか?と心配しましたが、22年間アスリートとして戦ってきた魂を発揮し、レースに入るとそんな脚のことなど忘れていました。
もちろんレースはきついのですが、フルマラソンで初めて沿道の応援・声援に応えながら走ることができました。また、何よりも自分の決めた目標達成に向かって走れたのが嬉しかった。
目標達成に向けて日頃の練習に付き合ってくれたラン仲間の存在、応援してくれるたくさんの存在、職場の理解、また当日付き添ってくれたウィルフォワード代表成瀬さんにはたくさん感謝しています。
(ちなみに成瀬さんは、見事準エリート枠をゲットして東京マラソン2017を走られます)
2016年は東京マラソン財団のONE TOKYOの仕事もさせていただき、先日は大きくコース変更となる東京マラソン2017はのコース下見もさせていただきました。今回もちろん走らせていただきますよ。
もし、レース中見かけたら「パンちゃ〜ん。」と、呼んでいただけると嬉しいです。
4大ニュースその2「人生初の60分の講演会、あの口下手な私はどこに?」
1年前は、たった3分だけでも人前で話すことができず、マラソン大会などのインタビューなどでは一言で終わってインタビュアを困らせていた私が、今年は60分講演もやりました。
講演内容は「夢の叶え方・見つけ方」。どうやったら夢が叶うのかというイメージトレーニングの方法や、モチベーションをどう維持しているのか、なかなかうまくいかない時の考え方などを100名近い方たちの前でお話をしたのです。
イメージトレーニングというとカッコよいのですが、私の子供の頃からの妄想癖がありました。私は「日本代表になるぞ!」とずっと子どものころから思っていました。そんな、言わば妄想のような癖が実は夢を叶える為にはものすごく重要なことなのだと言うことをトレーニングの中で発見しました。
講演会と言うと、一方的に60分話しているのを想像されると思いますが、私の講演は聞いて下さる方も参加型の講演会にしました。
講演会の堅いイメージを途中でワークタイムを入れるなどして、会場を和ませることで、小学生も多くおとなしい雰囲気で始まった講演会ですが、最後は大盛り上がりで終了しました。もともと、現役時代に「記者泣かせ」と言われていた私が、60分間も人前で話して雰囲気作りもやっているんです。
すごいですよね。自分でもびっくりしています。
その裏には自分のお仕事もあるにも関わらず、私のために時間を割いて指導をしてくれた、私がプロデユースしてもらっているウィルフォワードの研修講師育成トレーナーの志村さん、そして現在企業研修で大人気の佐藤政樹さんのご指導があったからこそです。
おかげさまで、私、加納由理は日々、進化しています!!
4大ニュースその3「初のマラソン解説、想定外の展開にドキドキ!」
3月の名古屋ウィメンズマラソンでは、レースまでの半年間東海テレビアナウンサーの上山真未アナのマラソン指導を半年間やらせていただきました。
ランニングの指導者としてはまだ、経験が浅い私でしたが、私のアドバイスを素直に受け入れてくれ、残暑の残る9月からのスタート時は2kmしか走れなかった上山アナが3月の本番を迎えるまで一度の怪我もなく、当日を迎えられたこと、フルマラソンは初挑戦でしたが全く心配することがなかったです。
当日のテレビ出演。台本のないスタジオ出演は初めてで、いつ話が振られるかと緊張でドキドキしていましたが、ベテランの東海テレビ小田島アナや高橋尚子さんに助けられ、話をうまく上げてくれたお陰で、楽しく過ごせました。
そして、つづく10月、「全日本大学女子駅伝の第1号車解説」という大役をいただきました。
テレビ出演の依頼をいただいたのは、レースの1カ月前。 私の母校立命館大学が大会5連覇しており、今年は6連覇をかけての大会ということで、立命館OBということで私にお声がけをいただきました。初めてのテレビでの駅伝解説に備えて、立命館大学にも取材に行ったり、過去の大会の映像を見たり、注目選手の動向をチェックしたりしました。
私の新たな場として挑戦できることの嬉しさの反面、重要なポジションを担ったことで走る以上に感じる緊張感がありました。ちなみに、昨年の第1号車の解説はシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さん。今年は高橋さんがスタジオ解説で、私が第一号車解説です。
解説の経験がなかった私に「加納さんの感じたこと、思ったことを好きなように語ってくれていいですから。とにかく楽しんで下さい。」と、思い切って大役を任せて下さった日本テレビさん。大会前日のミーティングではリラックスさせてくれる雰囲気、取材陣や高橋さんからは、「準備したこと、全部使わないこともあるよ。」とのお言葉。本当にありがたかったです。
「スポーツですから台本通りにいくなんてありえないのですから・・」なんて話していたら、レースはそのまさかの展開に。用意していた上位校の情報はまったく使えず、アナウンサーさんもノーマークだったためか、何度も私に話題を振っていただく展開となりました。
ハラハラしながらも一生懸命、言葉をひねり出しました。2時間半の番組は緊張であっという間に終わってしまいましたが、やってみて気づくところが沢山あり、自分のこれからの課題が見えてきました。
今回、解説が上手い、下手ではなく、私のテーマはとにかくハキハキと楽しく話すことでした。それはできたのではないかと思います。この経験を通して、マラソンの解説も「見る側」から「やる側」に変わると、高橋尚子さんや有森裕子さん、増田明美さんといった解説をされている先輩のすごいさが改めてわかりました。
解説だけにとどまらず、人に「伝える力」を伸ばしていきたいと思いますので、これからも期待していて下さい!本当にがんばります!
4大ニュースその4「巻き込む力のあるゲストランナーを目指す」
一般的にマラソン大会のゲストランナーと言うのは、当日大会に行って、ランナーと楽しく走りながら触れ合うことが、一般的な考え方です。
私も、今まではそうでした。
しかし、私が現在いるウィルフォワードという会社は企業のマーケティングやプロデュースをしている会社。だからこそ、もっとゲストランナーもマーケティング視点を持つことの大切さを勉強させてもらっています。ですから、私も大会に招いていただけるのだから、それ以外のこともできるはずと考えるようになりました。
そこで今年挑戦したのは、「大会ペーサーとしてフルマラソンを走る」、トークはもちろん「大会のプレゼンターをする」、「入賞者の方のインタビューをする」、「事前に私が参加する大会をSNS(Twitter、facebook、インスタグラム、ブログ)でシェアをする」、「私が参加した大会の事後報告として大会の魅力をブログにアップする」など、事前や事後のPRをSNS発信したり、大会の空気をつくるためのインタビューや進行のお手伝いなどを積極的にさせていただきました。
選手時代記者泣かせと言われた「加納由理」が、人に話を伺うなんて信じられないかと思われるかと思いますが、そう言ったチャンスを下さったことに感謝しています。また、走らせていただいた大会の魅力発信のブログは大会関係者の方にもとても好評をいただいています。
松江玉造が仕掛けた町おこしとハーフマラソンとはについてはコチラ
金沢マラソンの楽しみ方!2016ゲストランナーとして参加してについてはコチラ
実は、ブログの写真も自分で良いのが撮れなかった時は、大会側の方にお願いし、快くご協力いただいているんです。やはり、マラソン大会はやること自体が目的であってはいけないと思います。地域の魅力や、特徴をしってもらうキッカケとなるのが大切だと思っています。ですから、今後も私もその一躍を担えればと思っています。
マラソン大会は、現在全国各地で開催されています。その魅力を発信すべく、2017年も全国各地を飛び回りたいと思っています。是非、気軽にお声かけいただければと思います。一緒に盛り上げる方法を探れればと考えております。
それでは2017年もどうぞよろしくお願いいたします!