故障明けでも迷わなかった、東京マラソン2018 ブログ | 加納由理オフィシャルサイト

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パンダブログ

2018年3月1日

故障明けでも迷わなかった、東京マラソン2018

皆さんこんにちわ。

今年も、盛大に開催されました「東京マラソン2018」。

大会当日は、絶好のコンディションに恵まれ、男子では設楽悠太選手が2時間06分11秒で16年ぶりに、日本記録を更新しましたね。

これまでは、高岡寿成さんの2時間06分16秒でしたので、5秒更新ですね。

東京オリンピックを2年後に控え、益々楽しみになってきましたね。

さて、私も東京マラソン走ってきました。

結果だけ見ると、「全然走れてないな。」と思ってもいいですね。

しかし、私は、今回東京マラソンを走る前に、今まで経験のなかったような体験をしました。

タイトルを見て下さった方はもうお気づきかも知れませんが、私は、レース直前まで「怪我」をしていました。

フルマラソンは、2時間以上も走る続ける競技です。

脚の不安や痛みを抱えながら走られているランナーは、たくさんおられると思います。

今回のブログは、「故障明けでも迷わなかった、東京マラソン2018」と題し、私が今回経験した東京マラソン前に怪我をした時の心境やレースに向けて心がけたこと。

そして、レースに気持ちをどう持っていったのかについて、お話しをさせていただきたいと思います。

マラソンを楽しまれている方の参考になれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

これまでの東京マラソン

今年で3回目の出場となった、東京マラソン。

3年連続ですので、初めて走ったのが2016年です。

2時間40分を切る目標を立てて挑んだ大会、2時間39分37秒(女子15位)で走り、目標は達成しました。

この時は3年半もの間、怪我でマラソンのスタートラインに立つことさえ出来なかったところからの復活でしたので、目標を明確に持って走れることの喜びを実感。

東京マラソン2016ブログはこちら→こちら

そして、2017年大会は2時間45分09秒(女子25位)で完走。

東京マラソンのコースは、前半下りで速くなってしまう罠にハマってしまった結果、後半脚にきてすごく苦しみました。

レース前、レース中を振り返っても不完全燃焼感満載のレースとなりました。

東京マラソン2017ブログはこちら→こちら

そして、東京マラソン2018年の結果は、2時間50分20秒(女子38位)でした。

今回で東京マラソンは3回目の出場になりましたが、これまででも一番遅いタイムで遅い順位です。

「年々、5分ずつタイムが遅くなってるぞ!」

と、突っ込まれそうですが、これが結果です。

では、なぜ、今年の東京マラソンがこのような結果になったのか、これから振り返りをさせていただきますね。

自分で管理することの難しさ

私が、競技を引退して3年半が経ちますが、未だに難しいのが自己管理です。

実は、2月頭のトレーニング中に左ハムストリングスに筋膜炎を起こしました。

トレーニング後に痛みが出たので、痛みが出た直後はすぐに治るだろうと気にしていなかったのですが、次の日にジョギングをすると途中で痛くて走れなくなったのです。

自分なりに、何故こうなったのかということを考えると、幾つか痛めた原因が思い浮かびました。
・ウォーミングアップが十分でなかった。
・気温が低かったので、走っている中でも身体が冷えてきた。
・疲労が溜まっていた。
・今の自分に見合ったトレーニングではなかった。
以上のような、原因が思い浮かびました。

走る前の準備が不足していて、怪我を起こしたのではないかと思いました。

これが全て自分で判断しなくてはならない、自己管理の怖さですね。

引退後、特にトレーニング前の準備であったり、ケアのところでは少し適当にやってきたところがあるのです。

ですから、いつ脚に痛みが出てもおかしくなかったのです。

痛みが出てしまったことは仕方がないので、まず、怪我を治すことを優先することにしました。

治ったかどうか、試し走りしたくなるのですが、それも我慢しました。

焦る気持ちを優先すると、当日東京マラソンを走れないということにもなりますからね。

幸いレース1週間前に完全に痛みがなくなり、無事にレース当日を迎えることが出来ました。

今回、怪我をしたことで準備やケアの大切さを再確認することが出来ました。

怪我が教えてくれたことに感謝です。

私と同じようなランナーも多くいらっしゃるかと思いますので、ご参考にしていただければ嬉しいです。

万全でない時も、走る目的をしっかりと


セカンドウィンド時代一緒にトレーニングしていた、木下裕美子選手と大角コーチ

私は、今回の東京マラソンでは、万全の準備をすることが出来ませんでした。

万全の準備が出来ていなかったとしても、42.195kmを走ることには変わりはありません。

今回私が、レースを走る前に心がけたのが以下のことです。
・今回走る中での目的意識をしっかり持つ。
・周りに目標タイムを宣言する。
・脚がきつくなった時は、脚づくりと思え。
・応援には笑顔で応える。
以上のようなことです。

なぜ、このようなことを心がけたのかと言うと、4月にパリマラソン、6月にサロマ湖100kmウルトラマラソンを走るからです。

私は、最近集中して練習するモチベーションがなかなか持てない状況にいました。
ですから、フルマラソン1本集中して走ることは、今の私にとっては大切な1本なのです。

実際走ったことで、自分の現状が把握でき、これからの課題も見つかりました。

楽しくマラソンを走ることも好きですが、今回は今後のレースのために自分を追い込んだことで、私にとっては意味のあるレースになったのです。

なぜ、私は走りやすい東京マラソンのコースで何故こんなに苦しむ?

では、ここからはレースのお話しをさせていただきますね。

東京マラソンのコースは、国内でもトップクラスで走りやすいコースの1つです。

しかし、私は走りやすい東京マラソンでかなり苦しみました。

走られた方は分かると思いますが、東京マラソンのコース前半は下り坂が続くので、どうしてもペースが速くなってしまうのです。

実際、私の昨年の走りは、前半オーバーペースで入ったことで、後半苦しい走りになりました。

だから今年は、東京マラソンのコースを楽しみたいと純粋な想いでスタートラインに立ちました。

しかし、走り出すと予定よりも1kmにあたり10秒位速いペースで突っ込む走り出しになりました。

このままのペースでは最後までいけないだろうなと思う自分と、もしかしたらいけてしまうかもと思う自分がいたのです。

結果、ハーフマラソンを過ぎたあたりから脚がきつくなり、後半は昨年同様苦しくなりました。

いくら走りやすいコースでも、走り方を間違えると最後までもたない。

前半の数十秒のズレが命取りになり、マラソンは頭を使って走る競技だということを再確認しました。

中盤以降の苦しさにどう耐えた?

フルマラソンを走られた方はよく分かるはずです。

フルマラソンはどんなに速いタイムでもゆっくりなタイムでも、必ず脚や呼吸がきつくなります。

今回私は、ハーフマラソンを過ぎたあたりから脚がきつくなりました。

その中でも、今回のマラソンで走りながらここだけは崩さなかったところが3つありました。

それは、
・しんどくなっても惰性な走りにならないようにする。
・応援に応える 。
・次に繋がる走りをする。
以上のようなことです。

今までの私は、意外と出来そうでできなかったのです。

マラソンは時間が長い競技ですので、走っている最中、自分の中での葛藤が何度も訪れます。

その葛藤に勝てるか勝てないかで、結果が大きく変わってくるのです。

応援もすごく励みになります、声をかけて下さった方に応えることで自分も元気になったりするのですよね。

これは、引退後に自分で実践して実感できたことです。

ですから、私も逆に応援する時はパワーを与えれるように心がけています。

まとめ:結果、東京マラソンを走り終えて

加納 由理の東京マラソン2018は、2時間50分20秒(女子38位)でした。

この2、3年の結果からすると、少し物足りない感じもありますが、今の私にとっては十分納得のいく結果になりました。

2月に入って、怪我をしたことで当日走れないんじゃないかと思ったこともありました。

そんな中で一度冷静になり、焦らず怪我を治すことに専念できたことは成長でした。

10回以上マラソンを走っていますが、マラソンは毎回自分を成長させてくれる競技だなと感じています。

ですから、これから自分も走りますし、多くの方にマラソンの素晴らしさを自分なりの伝え方をしていきたいと思っています。

今後の予定は、9月にクロアチアで開催される100kmウルトラマラソンの世界選手権を狙っています。

どんどん情報を流していきますので、こちらも注目していただければ幸いです。

少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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